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DISGO

ディスゴ処理とは
高張力ボルトなどの水素脆性による遅れ破壊が生じては
困る鉄鋼製品のために開発したクロムフリーの高耐食性
表面処理技術です。
ディスゴ処理は燐片状亜鉛を主成分とするベース塗料と、
有機(エポキシ)または無機(珪酸塩)の樹脂を主成分と
するトップ塗料を被処理物に浸漬
またはスプレーで塗布後180℃から300℃で加熱処理
されます。

@ 高耐食性・・・・・ 1000時間以上の塩水噴霧試験に耐えます。
A 無水素脆性・・・・ 酸洗や電解工程がないので、水素脆性による遅れ破壊の心配がありません。
B クロムフリー・・・ クロム、鉛、カドミウム等の有害物質は一切使用していません。
C 低処理温度・・・・ 処理温度が200℃以下でも可能なので、製品の物性に影響を与えません。
D 耐薬品性・・・・・ 酸性雨に十分耐える処理仕様も可能です。
E 耐熱性・・・・・・ 300℃に十分耐える処理仕様も可能です
鉄鋼を酸洗いや電気めっきする時には水素が発生します。
その際に水素原子または水素イオンが鉄鋼組成中に吸収され、
経示的に鉄鋼が脆化します。これが水素脆性といいます。
水素脆性によって最終的には鋼の破壊がおこりこの現象を遅れ破壊といいます
<六価クロムの毒性>
人体に接触すると皮膚炎や腫瘍の原因になるだけでなく、発ガン性の疑いがあるとされています。
六価クロムは気化しやすいので、消化器官や肺、皮膚などから体内へたやすく吸収され、胃腸炎
皮膚炎、腫瘍、肺がんなどを引き起こす原因となります。
<自動車業界の動向>
●ヨーロッパでは、1997年7月「車両廃棄回収に関する試案」が提案され、この草案には2002年1月
以降に販売する車から鉛(電池を除く)、水銀、カドミウム、六価クロム、PVC(塩化ビニール)を使用しない
という項目があります。
●日本国内においても2005年以降の六価クロム全廃を目指し、2002年8月からクロムレスタイプに
切り替える準備を着々と進めています